学部別に見る!これからの塾に必要な進学戦略【前編】

皆さんこんにちは!塾エイド事務局です。
近年、進路指導においては、点数や偏差値ありきだけでなく、生徒本人が大学で何を学ぶかを重要視すべき、という傾向にあります。総合型選抜などはその最たる例かと思います。
塾においても従来の「点数競争型」だけでは生き残りが難しくなってくる可能性があります。
そこで本記事では、2024年10月に塾エイドで実施しましたオンラインセミナー「未来を拓く塾経営フォーラム~教育の専門家が語る成功へのロードマップ~」より、これからの塾に必要な進学戦略について、学部名をベースにご紹介します。
講師は、株式会社学びエイドの野田氏と株式会社最新学習歴の山内氏です。
また、塾エイドでは2月21日と3月4日に、高校生指導をテーマにセミナーを開催いたします。
フォーラム2部にご登壇いただいた野田亮太氏をお呼びし、塾が行うべき高校生指導についてお話しいただきます。
本セミナーはシリーズ開催の1回目となり、年間を通して受験指導に関するタイムリーなテーマを扱っていく予定です。初回となる今回は、「受験指導の本質」に立ち返り、今後の指導の軸をつくるための内容をお届けします。
受験指導に携わる皆さまにとって、非常に有益な情報が盛りだくさんです!高校継続や保護者様へのトークにもお役立ていただける内容です。
ご参加は無料ですので、ぜひお気軽にお申込みください!
【申込方法】
近日中にHPへ申し込みフォームを公開いたします!
また、塾エイドフレンド会員および、LINE公式へご登録いただけますと、申し込み開始のお知らせ他、
お役立ち情報を受け取れますので、ぜひご登録ください!
目次
法学部
まずは法学部について紹介します。
法学部は基本六法をベースに、法律を広く学んでいく学部です。
政治や政策も学ぶ人も多いですが、多くの人は弁護士や司法書士などを目指して学んでいきます。
■国立大学と私立大学の違い・ロースクールについて
司法試験に関わらず、資格試験の対策講座が比較的充実しているのは、私立大学です。
大学というのは、元来は学問を修めるところで、就職活動や資格を取るための勉強が主ではないため、国立大学では、法律の歴史的な背景といった前提となる考え方から指導している授業が、比較的多いのは国立大学です。
国家試験の合格率に関しては、国立と私立どちらの方が高いとは一概には言い難いです。また、司法試験を受けたいという人は、一般的には、ロースクール/法科大学院に進学することになります。
予備試験を受けて、ロースクールをショートカットして受けるということも可能ですが、合格率が低いため、王道はロースクールに進学します。
しかし、ロースクールに通った人がみんな合格率が高いわけではありません。また、学部からロースクールへの進学は難易度が高く、他の大学からの合格率の方が高いロースクールも多くあるので、大学を選択する際には注意が必要です。
■進路について
公務員や弁護士になりたいため法学部を志望している人は法学部に適していると言えます。
ですが、その他の進路も含めて、同じ法学部でも大学によって、得意な分野や就職率が異なってきます。
もちろん、受験難易度がトップクラスの法学部は、どのような職業でも就職率はいいですが、そうではない場合は、大学毎の特徴を調べる必要があります。
同じ法学部ならどこも同じかと思い、受験難易度が低い大学を選びがちになる受験生へのアドバイスのため、そういった大学毎の特徴を知り、なるべく難易度が高くやりたいことを実現できる大学進学へのモチベーションを上げることも学習塾の重要な役割にです。
経済学部・経営学部・商学部
それぞれの学部にもちろん特徴はありますが、学問領域が重なっている部分が多いため、今回はまとめて紹介いたします。
■各学部の違い
どの学部も平たく言えばお金のことを勉強する学部です。
その中でも、一番大きい規模で、国家間、地域間などマクロな視点で勉強するのが経済学部です。
経営学部では、規模の大きい会社内や会社間のお金の流れを主に学びます。
反対に、商学部ではミクロ的に、具体的なビジネスを学ぶことが多い学部です。マーケティングや開発などを志す人が多いような傾向もあります。
経済学部と経営学部は、公認会計士や税理士、行政書士を目指したい人が比較的多い学部です。
また、どの学部でも、数学が入試の際には必須科目ではない大学が多いです。しかし実際に大学では、偏微分や統計等、数学が常に必要になる場面も多いです。その点は、生徒が理解した上で進路決定をすることを指導するのがおすすめです。
■進路について
私立大学に関して言えば、受験の際の難易度で、就職先の業種が変わる傾向にあります。
受験の際の難易度が高いほど、IT業界や銀行、金融、そしてメーカー、製造業が多くなっています。
ところが、偏差値が下がってくると、卸小売サービス業が多くなってくる傾向にあります。
くれぐれも職業差別ではありませんが、行く大学で人気な業界の会社への就職率がはっきり変わってきます。
しかし、高校生の段階で就職の際の希望の業種や職種が決まっている生徒は多くはないので、選択肢が広がるよう、同じ学部でもなるべく高い難易度を目指すのもオススメです。
一方で、地方国立大学だと地元の金融機関や公務員への就職率が高い傾向があります。
理学部・工学部
■各学部の違い
まず、理学部は「基礎学問」、それに対して、工学部のことは「応用学問」と言われます。
ここで言う基礎学問というのは、自然界の真理の探求をしていくもので、そこから発見されたものを実生活に活かせるように物作りをするのが応用学問というイメージです。
理学部は高校生が勉強してる数学、物理、化学、生物、地学なので、学生も分かりやすいと思います。ところが、理学部があるのは名門大学が中心です。理工学部と学部名をしている大学には、中身としてはほとんど工学部の内容である、といった大学も少なくありません。
そのため、特に関心がある分野がある際には、学科やゼミの研究内容を確認する必要があります。
■進路について
基本的には卒業後に仕事に結びつきやすいのは工学部の分野です。
理系なので、安易に理学部を選ぶ生徒や併願でどちらの学部も受験する生徒が多いですが、内容、進路は大きく異なります。
理学部希望の生徒には、この2つの学部の違いを説明できない生徒も多いため、その説明をした上で改めて選択をしてもらうのがオススメです。
例えば、物理が好きだという場合でも、物理学と物理工学では研究内容、就職が大きくことなります。
工学部には大きくは4ジャンルあって、機械系、電気電子情報系、応用化学系、建築土木系です。
そして、それぞれ大学によって得意ジャンルが異なります。
例えば、医療業界に貢献したいという志があったとして、応用科学や生命科学を志望する人が多いですが、医療用ロボットを作れるということでも実現ができ、それは機械電気の学科になります。
また、社会的ニーズと人気のある分野が同じとは限りません。
たとえば人気である建築の分野ですが、現在少子化が進み、住宅などの建築は空き家が増えているような傾向があり、建築家の需要と希望者の数が釣り合っていないような状況です。
ですが、例えば近い分野の土木は今後も重要な分野で、需要が減ることがまずないような業界です。
そういった将来のやりたいことも踏まえての進路選択が重要になるのが、理学部・工学部です。
また、国公立大学と私立大学かや、大学ごとの注力分野によって国からの研究費の費用などが大きく異なる学部になります。そういった観点も、充実した研究ができるのか、最先端の研究を担う教員のもとで学べるのかなども大学を選ぶ際に必要になってきます。
【講師紹介 ①】
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株式会社学びエイド
上級コンサルタント 野田 亮太氏
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1994年 信州大学農学部森林科学科入学
1996年 大学在学中に有限会社T・G・Nagano設立
代表取締役 学習教材の制作、販売。
2004年 予備校講師として講義をする傍ら、
国公立大学専門進学塾岡山進學舎設立
開塾から一年で在籍生徒数130名、
講師数10名の規模に育てる。
2010年 有限会社RGB sulliVan出講
学校内予備校校舎責任者、教員研修、講演、数学講師。
2016年 株式会社学びエイド
上級コンサルタント、大学進学アドバイザー、講演
2021年 Naseva進学予備校開校
2023年 株式会社Naseva設立 代表取締役
【講師紹介 ②】
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株式会社 最新学習歴
代表取締役 山内 太地氏
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岐阜県出身の学校経営コンサルタント、教育YouTuber。
理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。
海外は約19か国100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。大学・高校の経営コンサルティング業も行う。
編集者としては20万部のベストセラーを出し、最も売れた著書は7万2千部。
YouTubeは7万人4000万再生、X(Twitter)はフォロワー2万5千人と、様々なメディアを使いこなす。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで、2024年10月に塾エイドで実施しましたオンラインセミナー「未来を拓く塾経営フォーラム~教育の専門家が語る成功へのロードマップ~」より、これからの塾に必要な進学戦略について、学部名をベースにご紹介しました。
後編では、農学部や文学部といった学部について解説していきます。
塾エイドは2/21、3/4に、「高校生指導」をテーマとしてセミナーを開催いたします!
フォーラム2部にご登壇いただいた野田亮太氏をお呼びし、塾が行うべき高校生指導についてお話しいただきます。
本セミナーはシリーズ開催の1回目となり、年間を通して受験指導に関するタイムリーなテーマを扱っていく予定です。初回となる今回は、「受験指導の本質」に立ち返り、今後の指導の軸をつくるための内容をお届けします。
受験指導に携わる皆さまにとって、非常に有益な情報が盛りだくさんです!高校継続や保護者様へのトークにもお役立ていただける内容です。
ご参加は無料ですので、ぜひお気軽にお申込みください!
【参加無料/WEBセミナー概要】
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“極める”大学受験指導 第1回
「手遅れ」を防ぐ!塾が今見直すべき高校生指導の新常識
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日時 :①2025年2月21日(金)14:00~15:10
②2025年3月4日(火)14:00~15:10 ※アーカイブ配信
会場 :オンライン開催(ZOOM)
参加費:無料
②はアーカイブ配信となります。
ご都合の良い日程にご参加ください。
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【申込方法】
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2025/2/11更新


