第2回:CEFRとは?〜大学入試に活用できる英語検定試験

第2回:CEFRとは?〜大学入試に活用できる英語検定試験

皆さんこんにちは!塾エイド事務局です。

今回も前回の記事に引き続き「英語4技能化とCEFR〜大学入試に活用できる英語検定試験〜」をテーマにお届けします。

前回の記事はこちら

今回はその中でもCEFRについてご紹介します!CEFRについてよくわからないという方もこの記事を読んで理解を深めてみてくださいね

※本記事は大学入試を想定しています

目次

  1. CEFRとは
  2. 英語検定試験7選①実用英語検定②GTEC③TEAP④IELTS⑤TOEFL⑥TOEIC⑦ケンブリッジ
  3. 大学入試にオススメの検定試験
  4. おわりに

1.CEFRとは?

CEFRとは、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準です。表の通り6段階に分かれており、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を用いてわかりやすく示しています。

(出典)ブリティッシュ・カウンシル https://www.britishcouncil.jp/

様々な検定試験のスコアを同一の基準で見ることができるため、世界共通の基準の元、外国語運用能力を測ることができるのです。

2.英語検定試験7選

 次に、英語の能力を測る検定試験を7つご紹介いたします。

①実用英語検定

英検は、広く日本社会に浸透しており、入試、就活、転職など様々なところで評価されています。そのため、受験者数も多く、例年300万人以上(国内2016年〜2020年)が受験しています。

メリット

・参考書が豊富で、しっかりと対策できる

・会場が多く、近場で受験できる

・大学入試での採用率が最も高い

・受験料が安い(級によって異なるが、5000円〜1万円)

②GTEC

GTECとは、ベネッセコーポレーションが運営するスコア型4技能検定です。バランスよく能力を測ることができる、ベーシックなテストになっています。

GTECには、GTEC Junior・GTEC(中学生・高校生向け)・GTEC(大学生・社会人向け)の3タイプがありますが、GTEC(中学生・高校生向け)を選択しましょう。

・GTECのスコア目安

引用:GTECホームページ

メリット

・日本の英語教育を念頭に作られており、比較的取り組みやすい

・受験料が安い

・大学入試での採用率が高い(2位)

③TEAP

TEAPは、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発したもので、大学入試を想定しており、テスト内容はすべて大学教育(留学も含む)で遭遇する場面を考慮しています。難易度の目安としては、英検®準2級〜準1級程度で、日本の高校生の英語を測定するのに最適なレベルとなっています。

メリット

・大学受験を想定して作られているため、受験勉強と両立しやすい

・大学入試での採用率が高い(3位)

④IELTS

International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。大学入試用に作成されたものではないため、難易度が高く取り組みづらさは否めません。しかし、ある程度英語力に自信がある人、将来留学をしたい人にはオススメの検定です。

メリット

・国際通用性が高い

→入学後も留学などに活用しやすい。

⑤TOEFL

「英語を母国語としない人の英語力」を判定するテストです。英語圏の大学・大学院の多くが留学希望者の英語能力を測定する際に使用しているので、海外留学や海外への進学などを検討している人にはオススメの検定です。

メリット

・受験回数が多い

・国際通用性が高い

→入学後も留学などに活用しやすい

⑥TOEIC

TOEICとは、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するテストです。ビジネス系の問題が非常に多いことから、就活や転職での評価に用いられていることで有名です。受験向けの英語とは英単語や英文の種類が異なり、また、海外留学の指標としてもあまりメジャーではないことから、TOEICの問題の難易度は比較的易しいと言えます。将来日本での就活などを見据えて学習したいという人には向いているでしょう。

メリット

・単語、文法のレベルが平易であり、取り組みやすい

・ビジネスシーンで目にする単語や表現を学ぶことができる

⑦ケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定とは、学生や社会人の英語力を測定し、向上させることを目的としているテストです。世界的にも有名で、英語力を最も高いレベルまで判定することができます。しかし、日本での受験者数はそこまで多くなく、レベルも高いことから、日本においてはなかなか浸透していないのが現状です。

メリット

・国際通用性が高い

→入学後も留学などに活用しやすい

・本物の英語力が身に付く

3.大学入試にオススメの検定試験

最もオススメなのは「実用英語検定」でしょう。大学入試における採用率が最も高い上、問題にクセがなく、参考書なども充実しています。まずは英検で高い級(スコア)を狙っていくと良いでしょう。

英検の他には、大学受験での活用という点で「GTEC」「TEAP」がオススメです。英検に次いで大学入試での採用率が高く、問題形式も大学入試に近いものとなっています。大学入試の勉強と並行して行いやすいと言えるでしょう。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか?

大学入試における英語の重要性が増す中、高校生が自らの英語能力を測る手段も多様化しています。大学によって入試として採用している試験は異なり、その基準スコアもバラバラです。各試験について理解をした上で、各大学の入試要項をチェックしておきましょう!

2022/1/5更新