2021年7月塾エイドセミナーレポート~覚えられない、理解できないを解消~落ちこぼれを出さない英語の教え方

2021年7月塾エイドセミナーレポート~覚えられない、理解できないを解消~落ちこぼれを出さない英語の教え方

塾エイドで2021年7月に実施いたしました塾エイドセミナー「~覚えられない、理解できないを解消~落ちこぼれを出さない英語の教え方」の内容をご紹介いたします。

目次

  1. 第1部 英語教授法セミナー 講師:イングリッシュ・ドクター🄬西澤ロイ先生
  2. 第2部 業界最新情報 講師:Lepton横山氏・WiLLies English田中氏
  3. おわりに

1.第1部 英語教授法セミナー 

  講師:イングリッシュ・ドクター🄬西澤ロイ先生

塾エイドで実施しました「生徒さんの英語学習の問題点を教えてください」という事前アンケートで最も多かった回答が「英単語が覚えられない」という問題点でした。

各学習塾では数の多い英単語を生徒に覚えさせるのに苦労されているかと思います。そこで今回は、英語学習における『つまずき』を解消する専門家イングリッシュ・ドクター🄬西澤ロイ先生に英語教授法についてご紹介いただきます。

英語の成績が上がらない大きな原因は、「暗記病(ウノミー)」です。英語の文法や内容を正しく理解出来ておらず、暗記科目として捉えている生徒が多いですが、英語は「納得科目」ですので、正しい考え方さえつかめれば、成績が急上昇するはずです。

①冠詞のthe

theは特定のものにつける・最上級につけるものだと暗記しがちですが、もともとtheはthatが弱くなった言葉です。例えば、That’s a good idea.「それは良い考えだ」という文は、「それ」とは何を指しているのか相手が分かる状況で使用されます。

このように一般的なtheの使い方は、

①既に話題に上がっているもの、②目の前に存在するもの、③お互いの前提になっているものに対して使用します。またその他の使い方として、④状況的に特定される、⑤常識的に特定される、⑥特定の言葉がつくことで特定される場合に使用されます。

このように、theには「何を指しているのかわかるでしょう?」という意味が含まれています。英文を訳す際には、単に「それ」と訳すのではなく、その状況までしっかりイメージしてtheを訳すのがポイントです。

②現在完了形

現在完了形も「経験」「継続」「完了」の3つの用法や時を表すときは副詞は一緒に使えないなど、丸暗記しがちですが、このように見分け方の丸暗記をしてしまうのは、正しく状況をイメージ出来ていないからです。

そもそも現在完了形とは、現在系の一種であり、I have broken my arm.のように現在系haveがついています。これはbreak my armという状況を「今持っている」とイメージすれば、分かりやすいです。

後は訳す時にどのような場面でこの会話が出てきたのか、より具体的にイメージし、例えば友だちから電話がかかってきて、I have broken my arm.と言われたなら、「腕を折ってしまい、今もなお折れている状況」と分かります。

けがや病気の体験談の話をしている時に、I have broken my arm.と言われたなら「腕を折ったことがある(が今は折れていない)」ことが分かります。

このように現在完了形も使われている場面をしっかりとイメージして、現在・今のことなのだと意識することが大切です。

③記憶のしくみ

 英語に苦手意識を覚えている生徒の多くが、単語が覚えられない=自分の記憶力が悪いと思いがちですが、これは「記憶オンチ症」であり、記憶のしくみさえ分かれば、克服することが出来ます。まず、記憶の基本として「覚えるのに努力はいりません」。記憶には短期記憶と長期記憶があり、重要だと脳が認識したものだけが、長期記憶として定着し、何カ月も覚えていることができます。

では、長期記憶になる重要な記憶とはどのようなものかというと①意味があるもの②繰り返し登場するものです。ローマ字の羅列としては覚えられなくても、そこに意味をつけ、繰り返し目にすることで自然と記憶は定着します。②の繰り返しというところで、結局何度も単語練習をして、努力が必要ではないかと、思われるかもしれませんが、そうではありません。

記憶には3つの段階があり、脳に入ってくる記銘、記憶を保つ保持、記憶を思い出す想起があります。この思い出す想起の段階で、脳に負荷がかかり、最も記憶に繋がります。そのため、何度も「思い出す」トレーニングが重要です。時間をおいて、もしくは日をおいて単語を覚えているかテストすることで、毎回思い出す訓練になります。

また今まで書いて覚える練習をしていた場合は、見ながら書くのではなく、必ず見ないで書いて思い出そうとすることが大切です。このようにどのように勉強すれば、すぐに覚えられるか分かると、すぐに単語勉強がスムーズになりますので、ぜひ「思い出す」ということをポイントに実践してみてください。

2.第2部 業界最新情報 

  講師:Lepton横山氏

まず2020年から変更となった学校教育について、お伝えします。2020年4月~小学校でこれまで5・6年生で外国語活動として行っていたものを3・4年生で実施し(聞く・話す中心で成績はつけない)、5・6年生の英語が正式に教科化されました(読み・書きも加わり、成績がつく)。難易度は日常会話程度で、単語数は700語、成績のつけ方は統一されていませんので、各地域の教育委員会で策定しています。

また2021年4月~中学校では学習指導要領が変わり、一言で言えば、今までより難しくなっており、英語の授業は原則英語で実施するようになっています。単語は小学校で学んだものは当然の知識として扱われ、文法は最初から難易度アップ、文章は長文読解力が必須になります。このように小学校教育のレベルが上がり、中学校でもその知識が前提となるため、英語力強化が必須です。

そこでLeptonでは「自ら学ぶ」を最大のコンセプトとして、聞く・話す・読む・書くの4技能をすべてバランスよくマスターすることができます。レッスンの流れとしては、個々のレベルにあったCD音声で自立学習を行い、専任チューターによる個別チェックを行います。集団でありながら、個々のレベルにあわせて授業を進めることができ、英語4技能の土台を作れることが最大の特徴ですので、ご興味ありましたらぜひお問い合わせください。

WiLLies English田中氏

英語学習では、大学共通テストの導入などもあり、聞く・話す・読む・書くの4技能対策が必須になります。リスニングの重要性が格段に増し、速読力も求められます。また英検を中心とした外検入試の導入も進み、対策が求められています。 

そこでWiLLies Englishでは以下の5つの特徴があります。

①外国人講師による担任制・マンツーマンの英語レッスン

②4技能を確実にアップさせる音読と口頭英作文レッスン

③オンライン英会話で中高英語、大学入試向け教材の導入

④入試対策向けリスニング強化プログラム

⑤英検対策24回レッスンプログラム

様々なプログラムや担任制による多くのメリットがありますので、ご興味ありましたらぜひお問い合わせください。

3.おわりに

2部にわたって英語学習についてご紹介いたしました。学習塾ですぐに取り入れられる内容もありますので、ぜひご参考にしてみてください。

また塾エイドでは、過去のセミナー動画も配信しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

2022/5/11更新