2023年4月開催「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」レポート【前編】 

2023年4月開催「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」レポート【前編】 

みなさんこんにちは。塾エイド事務局です。

今回は、2023年4月に開催した塾エイドセミナー「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」をレポートいたします。
講師はブロードバンド予備校執行役員の松岡 茂氏です。

生徒募集に必須な『新課程対応』『共通テスト対策』『推薦系選抜対策』『英語外部検定対策』の4本柱について最新情報をまるっと解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

今年度の大学入試の傾向

まず、大学入試の現状についてご紹介します。

2023年1月に行われた共通テストでは、平均点が上がり比較的スムーズに大学入試に臨めた生徒が多かったのではないでしょうか。しかし、共通テストが今年度のようにスムーズに行われていくと勘違いしてしまっている新高校3年生には注意が必要です。

注意が必要なポイントは2つあります。

ひとつは、2024年1月に行われる共通テストは大学入試改革第1弾の最後の年であり、それ以降の共通テストは同じ共通テストでも中身も科目も変わってしまう点です。このため、この年は浪人のハードルがかなり高くなるでしょう。

また、共通テストは平均点を5割にするために作られていますが、前回の共通テストの平均点は一部を除いて6割近くありました。そのため来年共通テスト難化することが予測できます。

この2つの理由から、来年の共通テストは難しくなるということを生徒にきちんと伝えて指導する必要があります。

私立の入試に焦点を当ててみても、今年の入試は国立大学の入試が順当に行われたために私立難関大の倍率が下がりましたが、来年も倍率が低く入りやすいと考えてしまうことは大きな間違いです。

大学制度改革の最後の年であり、浪人することを懸念する人が多いと予想されるため私立の入試も激化すると考えられます。

生徒募集に必要な四本柱

こうした今年の入試傾向を踏まえた上で、本記事では変化の激しい入試に対応し学習塾での生徒募集に活かすための4テーマ『新課程対応』『共通テスト対策』『推薦系選抜対策』『英語外部検定対策』についてご紹介していきます。

①2025年新過程大学入試対応

2025年新課程大学入試とは、大学入試改革の第2弾にあたるものです。塾講師、塾経営者のみなさまは新過程に向けて対応をすることができていますか?

また、生徒募集にあたり、「新課程大学入試に対応できている塾」という発信を、広告等で行っていくことも大切です。

②共通テスト

共通テストにも対応することができているかという点も非常に大切です。

「情報Ⅰ」や「歴史総合」「公共」などの新しい科目が増えます。この新しい科目に対応することができなければ、生徒に選ばれない塾になってしまいます。

③推薦系選抜対策

現在、私立入試に関しては入学者の半数以上が推薦系入学者です。

一般選抜に向けてどれだけ対策を練ったとしても推薦系の入学方法にも対応していなければ、対応できる生徒がかなり限られてしまうでしょう。

④英語外部検定試験対策

特に英検準一級の指導にも対応することが必要です。

ここから、ひとつひとつのテーマについて詳しくご紹介していきます。

2025年新過程大学入試に向けて学習塾で必要な対応

下図は、左側が旧課程の科目で右側が新課程の科目です。

新課程で変わるポイントを、4つ解説します。

ポイント①「国語」

「論理国語」と「文学国語」という科目は、注意が必要です。

特に理系の生徒は、新課程では単位数が多く授業に入らないため、学校の授業内で特に「文学国語」を実施しない学校が多いようです。
一方で共通テストの国語では、「論理国語」から一題と「文学国語」から一題ずつ、さらにもう1つ追加され3題目から構成されます。

つまり、学校で扱われないことの多い「文学国語」について、塾で授業の準備をする必要があります。

ポイント②「公共」

「現代社会」から「公共」に変わったと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は「現代社会」とは全く違う科目です。
「公共」は本来答えのない科目ですが、共通テストの科目となったため、文系の国公立の生徒は受講が必要になった科目です。

例えば、学校で憲法第25条の生存権について学習しようとしたとします。
生存権の中の幸福追求について話し合う時、「戦後の場合の幸福とは衣食住ですが、現代においての幸福追求とはなんなのだろう」と生徒たちは話し合い、結論づけ発表します。

このような問題は明確に答えが証明されていないため、今までは問題として出題されることはありませんでした。しかし2025年の大学入試ではこのような問題が出題されることになるため対策が必要になります。

ポイント③「数学」

数学は、「数Ⅱ」、「数B」「数C」という形に変わるため、学校によって進歩状況が異なる可能性があります。
そのため塾講師のみなさんは苦労するかもしれません。

ポイント④「情報Ⅰ」

昨年の11月に出た試作問題を見てみても、生徒達が苦手だと思われるプロブラミングの分野が多く出題され、知識で賄える情報リテラシーの分野が少ないのが注意点です。

「情報Ⅰ」に関しては、一部の大学を除いて必修となっています。
一方で、北海道大学、香川大学、徳島大学のように受験はしないといけないが点数化しないという大学もあります。

公立大学では「情報Ⅰ」が必修の大学は半分しかありませんが、選択科目として「情報Ⅰ」がはいっている大学は40%以上あり、全くいらないという大学は約15%ほどしかありません。

以上4つのポイントをご紹介しましたが、新課程の変更に対応することは、生徒募集において大事な観点となるでしょう。

学習塾が対策すべき授業科目

他にも、学習塾で対応が必要とされる科目はまだまだあります。
新課程への対応に加えて、引き続き「国語能力」は大学入試において大切です。

単純な国語の授業ではなく、文章の読み方や文章を読み要約をするといったような力が求められるため、それに対応した授業をする必要があります。

また、新課程科目である「歴史総合」や「地理総合」などの準備も必要でしょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか。前編では、大学入試の新課程をメインにご紹介してきました。
次回の後編では、『共通テスト対策』『推薦系選抜対策』『英語外部検定対策』についてご紹介していきますのでお楽しみに。

また、塾エイドでは学習塾経営の様々な困りごとをサポートするサービスを提供しています。ぜひ塾エイドのサービスもご活用ください!
▷ 塾エイドのサービス一覧

お問い合わせはこちらから
▷ メールで問い合わせ(info@jukuaid.com)
▷ LINEでお問い合わせ(@887hcxuv)

2023/5/30更新