2023年4月開催「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」レポート【後編】

2023年4月開催「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」レポート【後編】

みなさんこんにちは。塾エイド事務局です。

今回は、2023年4月に開催した塾エイドセミナー「〜生徒募集に必須な4本柱をまるっと解説〜最新!大学入試動向セミナー」のレポート後編です。
講師はブロードバンド予備校執行役員の松岡 茂氏です。

前編では、学習塾での大学入試新課程への対応についてご紹介いたしました。
後編では、『共通テスト対策』『推薦系選抜対策』『英語外部検定対策』について解説しております。
ぜひ最後までご覧ください!

共通テストの変化

共通テストの主な変更点

  • 2日目が理科から始まり次に数学、最後に情報Ⅰへと変更
  • 今までは歴史を受験したり世界史を受験したりと生徒が選ぶことができましたが、これからは地歴総合に変わったため、「地理総合と地理探究」で1科目、「歴史総合と日本史研究」で1科目、のように2科目選ばなくてはいけない
  • 公民系も今までは現代社会や倫理、政治経済と選べましたが、「公共と倫理」で1つの科目、「公共と政治経済」で1つの科目に
  • 国語は制限時間が80分→90分に変更となります。10分増えて現代文が一題追加
  • 数学は数学Cが新しく増え、時間も60分→70分に

以上が主な変更点です。

高校生が共通テストで受ける科目を学校での単位数単位数に置き換えてみると、

国公立文系の場合、単位数は34単位→41単位に
理系の場合、36単位→41単位に

増加し、文系と理系の科目負担が同じになります。
生徒達にこの大変さを伝えるには、学校の授業の時間割に置き換えて説明すると良いかもしれません。

学校側では、多すぎる単位数のために、今までよりもあらかじめ塾に通うことを勧める学校も出てくるでしょう。そのため、学習塾側もそれに備えしっかりと準備をする必要があります。

社会科の科目の変化

また、「歴史総合と日本史研究」では、日本史研究、世界史研究をきちんと学習すれば歴史総合も解くことができるのではないかと考えるかもしれません。

しかしそれは大きな間違いです。教科書も違えば内容も違います。全6問のうち第1問が歴史総合(配点が25点)、残りが日本史研究/世界史研究(配点が75点)です。

日本史総合を選んだ人は歴史総合で世界史の問題が出題され、世界史総合を選んだ人は歴史総合で日本史の問題が出題されます。

ブロードバンド予備校では今の高校2年生が3年生になった夏には、共通テスト対策講座を全て配信する予定です。ぜひ参考にしてみてください。

推薦入試について

2022年度の国立大学の入試は総合型選抜が6.6%であり推薦型が12.5%です。この割合が増えて3割まで増えると予測されています。

公立大学は、国立よりも推薦型の割合が多く、すでに3割ほど推薦系入試が導入されています。

また、私立は半数以上が推薦系入試を導入しています。

そのため数少ない一般入試のために勉強するということは生徒にとって非常にもったいない状況です。早いうちから推薦入試も視野に入れましょう。

一方で、高校三年生の時に推薦を目指しても出願資格が足りない場合があります。

そのため高校一年生の時からどの大学に行くのかという目標を定める必要があります。そして、推薦入試がダメだった場合、一般入試に切り替えるという受験方法が一番理想です。

一般入試の対策については、大学入試が新課程に変わり、前の共通テストと比べ、ただ知識を持っているだけでは点数を取ることができません。教科書ををきちんと理解しその知識を使って解く問題が主流なので、断片的な学習ではなくきちんとカリキュラムを組むことができる教科書を使いましょう。

推薦系入試の対策としては、面接の対策も大事ですがその前に合格するための小論文の書き方、面接での表現の仕方を授業で教えましょう。

生徒の中には合格するための書き方、表現の仕方を本屋で買って来る生徒もいますが、試験官はそのような表現方法はすでに知っているため他の生徒に勝つことができません。しっかりと先生方が生徒に教えて生徒に教えることが大切です。

英語外部検定試験

英語の外部検定試験は、段階的に受けていくことが大切です。

大学入試においては、英検二級以上を取得している場合有利になりますが、CSEのスコアも一つの基準になります。

また、英検準一級を持っている人には共通テストの得点を満点にする大学もあります。

私立大学も国立大学も英検の利用率が年々増えています。英検を利用して受験しようとする生徒はあまりいないので、生徒は英検を利用する受験方法が狙い目です。

生徒の中には学校でやるべきことが多すぎて英検を受けることができない生徒も多いですが大学受験において非常に大切な武器です。

英検受験のテクニック

①英検二級を満点で合格する方が準一級ギリギリ合格よりもCSEスコアが高いのでそのスコアを持って受験に臨む
(外国語学部系統や難関大学の中には英検準一級を受験してその中で何点以上と決まっている場合も若干あります)

②試験日より遡って2年以内が英検利用可能
高校一年生の6月の受験で取得した場合、受験に使えない場合が多いので要注意です。

③英検S-CBT
1日で試験が完結し毎月行われている英検なので生徒にはおすすめですが、S-CBTを利用しない大学もあるので自身の行きたい大学はどうなのかきちんと確認してください

終わりに

いかがでしたでしょうか。
近年、大学入試における変化が多くキャッチアップが大変な塾講師、塾経営のみなさまも多いかと思いますが、これを読んで大学受験についてもう一度より良く理解し、生徒募集に繋げていきましょう。

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2023/5/30更新