“極める”大学受験指導 第1回「手遅れ」を防ぐ!塾が今見直すべき高校生指導の新常識

皆さん、こんにちは!塾エイド事務局です。
2025年2月・3月に塾エイドで実施しましたオンラインセミナー「“極める”大学受験指導 第1回
「手遅れ」を防ぐ!塾が今見直すべき高校生指導の新常識」の内容をご紹介します。
講師は、株式会社NASEVA 代表取締役で、塾エイドの特別パートナーでもある野田亮太氏です。
年間を通して、受験指導に関するタイムリーなテーマをお送りするシリーズセミナーの第1回目。
「受験指導の本質」に立ち返り、今後の指導の軸を作るための内容をお届けします。
ぜひ、お読みください!!
また、2025年3月8日に野田先生スピーカーにて、高校継続を目的としたオンライン保護者会を実施いたします。
こちらは塾エイド有料会員限定のご案内となりますので、ご興味がありましたらメールよりお問い合わせください。
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目次
何のために大学へ行くのか?
大学受験のシリーズセミナーの初回として、まず、「勉強は大切なのか?」「何のために大学へ行くのか?」という本質に関わるお話がありました。
◇「勉強以外の経験も重要である」
家事をする、幼いきょうだいの面倒をみる、など、子ども時代に大切なことは他にもたくさんあります。それを「勉強をするから」ということで免除されていること、「お金を払って塾に行かせてもらえる」ことの意味を、生徒たちにはまず理解してほしいとのことでした。
◇ 教養ってなに? 学問ってなに?
高校受験と比べて、大学受験はとにかく厳しいです。勉強している途中で心が折れる生徒もいます。
そういった生徒は、「何のために大学へ行くのか?」という目的意識や、大学・学部の志望理由がはっきりしないケースが多いそうです。
大学に通う目的は「学問」を身につけることである場合が多いです。
「学問」とは「いつかどこかで誰かの役に立つもの」と捉えることができます。「いい大学に行けば、いい会社に就職できて、収入が増える」のではなく、「学問を身につけると人の役に立つので、仕事になる、お金になる」のであって、目的と結果をはき違えないように指導したいものです。
「自分は何に興味があって、どの学問を身につけたいのか、人や社会にその学問をどのように役立てたいのか」ということを考えると、大学選びが本質的に変わるはずです。
数字で見る大学入試
大学入試が厳しいものであることは、皆さんも日々感じていらっしゃることでしょう。
では、その厳しさを数値化してみましょう。
高校3年生の4月に学校で志望校調査があります。第一志望として記入した学校・学部を実際に受験する割合は何%だと思われますか?
なんと、4%です!
そのうち、合格できるのは約30%。最初に志望した大学・学部に合格できるのはわずかに1.2%です。

(出典:株式会社NASEVAセミナー資料)
多くの生徒は、志望した学校・学部を受験することすらままならず、大学受験は中学・高校受験に比べてもはるかに厳しいことが分かります。
この厳しさを知らずに、学習計画の立て方を間違っている、もしくは立てていない生徒が多くいます。
大学受験を目指す生徒が学習塾に通う一番大きな価値とは、「まずこの4%に入るためにいつまでに何をしておくべきか」ということを教わることができるということではないでしょうか。
まずは、高校3年生の8月末までに、高校で学習する全教科の学習が終わっていること。9月からは過去の入試問題の演習にあてるべきです。
高校に入学してすぐにスタートしても、高3の8月末までにすべての教科を修得することは簡単ではありません。残された時間が少ないことを生徒、保護者にしっかりと理解させることが重要です!
大学入試の新制度
社会の変化に伴い、教育制度・入試制度が変わっていくことは皆さまもご存じのとおりです。
かつての知識偏重型の学力検査から、「自分で考える、課題を解決できる」という自主性を測る方式に大学入試も変わってきています。
「大学入学共通テスト」の問題作成方針には、「高等学校学習指導要領において『主体的・対話的で深い学び』を通して育成することとされている、深い理解を伴った知識の質を問う問題や、
知識・技能を活用し思考力・判断力・表現力等を発揮して解くことが求められる問題を重視した問題作成を行います。」と明記されています。
(大学入試センターHP:https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shikengaiyou/shikumiunei.html)
つまり、「習ったことをベースに、習っていないことも考えられる力が必要」ということです。さらに言えば、「提示された資料を読み解く力」が必要です。
「自主性」は一朝一夕で身につくものではありません。
特に「教わること=勉強」だと思っている生徒、またそういう指導をしている指導者・塾は考え直した方がよいでしょう。
高3で「習っていないから分からない」と言っている生徒は、「4%」に入ることは難しいと言えます。「自分で勉強を進める」ということの大切さを、学年が若いうちに、できれば中学生までにしっかり指導すべきでしょう。
「自分で勉強を進める」ために最も大切なことは、読解力です。
「大学入学共通テスト」では、国語以外の科目も読む力、考える力が必要です。
生徒自身が読んで考えられるように、学習塾も学年が若いうちから、指導方法を見直す必要がありそうです。
講師紹介
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株式会社NASEVA 代表取締役
塾エイド特別パートナー 野田亮太氏
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1994年 信州大学農学部森林科学科入学
1996年 大学在学中に有限会社T・G・Nagano設立 代表取締役
学習教材の制作、販売。
2004年 予備校講師として講義をする傍ら、国公立大学専門進学塾岡山進學舎設立
開塾から一年で在籍生徒数130名、講師数10名の規模に育てる。
2010年 有限会社RGB sulliVan出講
学校内予備校校舎責任者、教員研修、講演、数学講師。
2016年 株式会社学びエイド上級コンサルタント、大学進学アドバイザー、講演
2021年 Naseva進学予備校開校
2023年 株式会社Naseva設立 代表取締役
2024年 塾エイド特別パートナー就任
次回セミナー予告

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“極める”大学受験指導 第2回
2025年度共通テスト「新課程」徹底分析!
大学受験のプロがどこよりも「深く」解説します!
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次回のセミナーでは「極める」シリーズ第2回として、大学受験のプロ野田先生により、
試験問題の詳細な分析を行い、来年の指導方針を固めるためのポイントを共有します。
これまでの科目のほか、『歴史総合』『国語実用文』『情報Ⅰ』をどう対策すべきか…?
といったお悩みを抱えている方にも、ヒントになるかもしれません。
共通テストを深く分析し、より効果的な指導につなげる絶好の機会です。
ぜひご参加ください!
まとめ
いかがでしたか?
ここまで、塾エイドで2月と3月に開催したオンラインセミナー「“極める”大学受験指導 第1回「手遅れ」を防ぐ!塾が今見直すべき高校生指導の新常識」の内容をお届けしました。
厳しい大学入試の勝者となるためには、塾から提示する学習計画(早く始めること)と生徒の自主性が大切ということでした。
レポートに書ききれなかった「ゆきちゃんの松ぼっくり」のエピソード(教育の本質)、読解力に関する「Alexの問題」、「過去の共通テストの分析例」、思わず聞き入ってしまう野田先生の語り口など、アーカイブ動画でぜひご覧ください!!
また、2025年3月8日に野田先生スピーカーにて、高校継続を目的としたオンライン保護者会を実施いたします。
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2025/3/1更新


