【塾業界の最新動向レポ③】 塾の最新トレンド「パーソナライズ化」「e-leraning」を解説!

みなさんこんにちは!塾エイド事務局です。
塾エイドでは、塾業界を取り巻く今後の懸念と対策について、シリーズ記事を公開中。
第1弾では、人口減少と生徒数の変化の実態について
第2弾では、塾への問い合わせ数減少の実態と、売上高について
お伝えしてきました。
そして今回はいよいよ第3弾。
「学習塾業界のトレンド」と「e-learningについて」をお伝えします!
目次
目次
- 学習塾業界のトレンド「パーソナライズ化」1−1.教育のパーソナライズ化① 個別指導塾の増加1−2.教育のパーソナライズ化② デジタルサービス活用の広がり
- 塾でのe-learningの広がり
- まとめ
1.学習塾業界のトレンド「パーソナライズ化」
塾エイドが考える現在の学習塾業界トレンドは「教育サービスのパーソナライズ化」です。これは生徒1人1人が望むものを、生徒1人1人に合わせて提供することを指しています。
現在は、画一化されたものを大量生産・大量消費するイメージではなく、個々のニーズに合わせてカスタマイズすることが、多くの場面で求められています。
例えば、、近年はオーダースーツの店舗が増えたり、消費者の要望に応じた商品、お酒などが組み合わせで定期的に自宅に届くサブスクが増えたり。
学習塾の場においても、A生徒とB生徒がいると仮定した際、AさんとBさんに全く同じ教育を行うのでなく、AさんとBさんの要望・個性に応じた教育を行うことが求められてきています。
これまでも生徒の個性に合わせて指導を行う場面は多々あったと思いますが、この傾向がより顕著になってきているということです。読者の皆さまも現場から感じるものがあるのではないでしょうか。
さて、この教育のパーソナライズ化の事例を2点見てみましょう。
1−1.教育のパーソナライズ化① 個別指導塾の増加
1点目は「個別指導塾の増加」です。塾の形態を大きく集団指導塾と個別指導塾に分けた際、個別指導塾の割合が増加してきています。
これは決して集団指導塾が悪いということではなく、個別指導塾に対する生徒(保護者)のニーズが増えてきているという市場変化の問題です。以下、マナリンクが提示している塾形態のシェアに関するデータをご参考ください。

https://for-teachers.manalink.jp/independence/preparation/u57xjjo6bw
1−2.教育のパーソナライズ化② デジタルサービス活用の広がり
2点目は「デジタルサービスの増加」です。
こちらは第2弾で少し触れた内容になりますが、コロナをきっかけとして学習塾業界のデジタル技術導入が加速しました。
代表的な事柄はオンライン授業の導入です。
コロナ禍の緊急事態宣言の発令により、外出が自粛され、生徒が塾の教室へ通うことが困難になった時期がありました。
これがきっかけとなり、塾でも授業そのものをオンラインで実施するため生徒にiPadを貸与する塾が増加したり、保護者との連絡をLINEで行ったり、授業や指導だけでなくコミュニケーションも含めて、デジタル技術活用の変化が見られるようになりました。
首都圏の大手学習塾の中にはオンライン授業システムを活用し、地方や海外在住の生徒に向けた新規サービスを検討している動きもあります。
さらに現在、AI技術を用いた教育サービスの発展が顕著となっています。
例えば第2弾でも取り上げたatama+はサービスの1つとして生徒1人1人専用の学習カリキュラムを提供しており、最短で成績向上を目指せるものとなっています。
上記はあくまで一例ではありますが、近年は外国語に特化した学習塾やプログラミング教室のような多様化するニーズを満たすパーソナライズ化されたサービスも生まれてきています。
読者の皆さまも、学習塾業界で現状どのような変化が起きているかを把握し、5年後、10年後に向けて、いま何をするべきか考え、対策を打ってまいりましょう。
2.塾でのe-learningの広がり
前段の学習塾業界トレンドに引き続き、教育の現場で今話題の事象の1つがe-learningの伸びです。
e-learningとは、“electric learning”を略したものであり、主に学習管理システム(Learning Management System)を使用した学習のことを指します。学習管理システムとはネットワーク上で教材を配信したり学習管理をしたりするプラットフォームのことで、つまりオンライン授業等の学習システムを使用した学習のことを指します。
e-learningの伸びに関しては、矢野経済研究所がレポートを公表しています。
以下はe-learningの市場概況についての図となります。ぜひご参照ください。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2702
コロナ禍では、塾業界のみならず、e-learning市場が拡大しました。
BtoC、BtoBの場面に限らず、対面での教育や研修が制限されたこの時期。。これを機に、これまでe-learningの導入が遅れていた中小企業からの需要が特に高まり、小規模低単価なe-learningが生まれました。
そのような背景があり、e-learningのサービスが安価となったため、学習塾も導入しやすくなり様々なコンテンツが普及。学習塾業界でますますe-learningが普及しているようです。
今後も、前段でお伝えしたパーソナライズ化のトレンドと合わさり、AI技術活用の観点から、新たなe-learningサービスが開発されるでしょう。
しかしながら、学習塾教育のすべてがe-learningに取って代わられることはない。そして、そうあるべきでないと塾エイドは考えます。
これまで私たちが提供してきた学習塾の「対面でできること、対面だからこその強みを守り」つつ、「オンライン、デジタルでできるメリットを積極的に取り入れること」が重要となるのではないでしょうか。
3.まとめ
今回の塾エイドの記事はいかがでしたでしょうか。第1弾、第2弾でお伝えした日本の人口動態、問い合わせの実態、学習塾の売り上げの現状を踏まえつつ、学習塾業界のトレンドとe-learningの伸びを確認しました。
さて、塾エイドでは今回お伝えした「学習塾の現状」をおさえつつ、多様化する学習塾のニーズに応え、教育をアップデートさせられるサービスを提供しています。
5年後、10年後も地域の生徒に満足してもらえる学習塾をつくりたい読者の皆さま、ぜひ塾エイドのサービスをご活用ください!
参考文献
https://t-bitcampus.com/blog/%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8
https://gyokai-search.com/3-kyoiku.htm
2022/12/26更新


