2024年5月開催「いよいよ2025年新課程大学入試!求められる力を徹底解」セミナーレポート

2024年5月開催「いよいよ2025年新課程大学入試!求められる力を徹底解」セミナーレポート

2024年5月に塾エイドで実施しましたオンラインセミナー「~塾エイド × ブロードバンド予備校共催セミナー~いよいよ2025年新課程大学入試!求められる力を徹底解説」の内容を紹介いたします。

講師は、ブロードバンド予備校大学 受験情報局リーダーの米本 隆彦氏です。

高校の教育課程変更に伴い、高校の教育現場は混乱しています。今こそ、学習塾の存在意義を示す時であると、大変力強いセミナーでした。ぜひお読みください!

また、2024年9月5日(木)に、2025年度大学入試をテーマにセミナーを開催します!

新課程大学入試の最新情報や問題傾向、学習塾が求められる対応を中心に、受験のプロフェッショナルに解説いただきます。

ご参加は無料ですので、ぜひお申し込みください。

お申込みフォームはこちら

大学入試改革の背景

『文部科学白書2019』のなかで、国際化、情報化、少子化による労働力不足など、急激な変化が進む現代において、従来の知識偏重ではない「学力の3要素」に基づいた、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的な改革の必要性が言及されています。

ここで言われている「学力の3要素」とは、①知識・技能の確実な習得、②(①を基にした)思考力・判断力・表現力、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度です。

出典:「大学入試改革の現状について」https://www.mext.go.jp/content/20200731-mxtkouhou02-00000914005.pdf

この改革の一環として、大学入試センター試験に代わり、「思考力、判断力等の評価をより重視した」大学入試共通テストが2021年度より実施、また、高校の教育課程が新しくなったことを受け、2025年度より大学入試共通テストにも様々な変更が加えられることになりました。

「学力の3要素」③の「主体性・多様性・協働性」については、ペーパーテストで測れるものではないので、「調査書」の重要性も無視できません。学校推薦型・総合型選抜の合格者割合の高まりを見ても、高校1年生からの継続的な学習の重要性は、学習塾関係者の皆さまならばご承知のとおりかと思います。

本記事では、主に2025年度大学入試共通テストの変更点について解説いたします。

※「総合型・学校推薦型選抜」については、下記の塾エイド記事もご参照ください。

https://jukuaid.com/posts/GPCow1F0

教科数・科目数増+難易度アップ

2025年度大学入試共通テストの最も大きな変更点は、「情報Ⅰ」が加わって、教科数が6から7に増えたことです。生徒の学習内容が増えたことで、最も懸念されるのが、「時間切れ」です。

なるべく早期から、できれば中学3年生を退塾させずに、高校入学からサポートし続けることが理想です。

(出典:ブロードバンド予備校セミナー資料)

以下、注意が必要な教科ごとにポイントをお知らせします。

◆ 英語

一見大きな変化はないように見える英語ですが、語彙と長文読解のしっかりとした対策が必要です。

2024年度の共通テストの英語の平均点は、リーディングが51.54点(昨年比-2.27点)、リスニングが67.24点(昨年比+4.89点)となっており、リーディングが難しくなっていることが分かります。また、河合塾の調査によれば、得点率8割以上の受験者は前年比69%と大きく減少しています。成績上位者であっても、時間内に問題をすべて解ききれなかった可能性があります。

(出典:河合塾「2024年度大学入学共通テスト概況分析)

https://xn--keinet-9x3km2m.ne.jp/teacher/exam/topic/23/20240206.pdf

また、出題語彙数の推移を見ると、共通テストになってから増え続けていることが分かります。

解答時間は、変更なく80分のままですので、文章を素早く読み、内容を正しく理解することが必要です。

(出典:ブロードバンド予備校セミナー資料)

また、リーディングとリスニングの得点割合が「4:1」「1:1」など、大学によって採用されている比率が異なります。また、年度によっても変更されている場合がありますので、ご注意ください。

◆ 地歴・公民

受験者の負担が最も増えたのは、この教科かもしれません。従来の「日本史B」「公民」のように「日本史」だけ、「公民」だけ対策すればよい、という教科から、下記の図のように、「歴史総合、日本史探求」といったように、高校で習う出題範囲の教科書は2冊分に増えることになります。

また、各科目ともに高校で学習する時期は異なります。学習内容が増えており、高校の授業が、アクティブラーニング中心だったりすることもあるので、知識の習得という意味では不十分な傾向があります。学習塾でのより計画的でかつ効率的な学習サポートが大切ではないでしょうか。

(出典:ブロードバンド予備校セミナー資料)

なお、表の最下部の「地理総合、歴史総合、公共」のうち2科目を選択する方式は、大学によって使用不可なことがありますので、事前によく検討することが大切です。

◆ 国語

「国語」の大きな変更点は、試験時間が80分から90分に変更されたこと、それにより、問題構成と配点比率が変更されたことです。

(出典:ブロードバンド予備校セミナー資料)

上記のように、第3問の「実用的な文章」という大問が追加されています。これは単なる長文読解ではなく、文章と複数の資料や図表を基に解答する問題となっています。

▼大学入試センター試作問題及び試作問題の概要等

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shikenjouhou/r7/r7kentoujoukyou/r7mondai.html

一方で、第4問、第5問の「古文」「漢文」はセンター試験の時から出題傾向が大きく変わっていない科目です。よって、まず、従来どおりこの2科目の対策をしっかりとり、第3問を考える時間が取れるよう、受験時の解答順番を工夫するなど、具体的な対策、アドバイスが受験生にとって有効でしょう。また、現代文の受験対策は時間がかかるので、早い時期からの準備が大切です。

◆ 数学

数学もまた、試験時間が60分から70分に変更され、大問が一つ追加されています。

(出典:大学入試センター試作問題および試作問題の概要等)

※表内の太字は、新たに試作された問題という意味

第4問から第7問は、4問中3問を選択して解答します。問題番号と出題内容は、上記のとおり決まっていますので、生徒の得意・不得意、2次試験で求められる出題傾向などを分析したうえで、決め打ちで対策をしておくことをおすすめします。当日問題を見て選んでいる時間はないと思ってください。

◆ 情報Ⅰ

新課程で新しく加えられた教科で、国公立大学の多くで、受験が必須です。ただし、配点比率は、学校、学部等により異なるため、比率の高低、生徒の得意・不得意によっては、出願先の変更も検討するなど、しっかりしたアドバイスが大切です。

新課程の移行期であることから、高校での授業や教え方、教員の配置はまちまちで、最も混乱が見られる教科といってもよいでしょう。また、プログラミングについては点数が取りにくい傾向があります

効率的なカリキュラムで、学習塾が対策することが、最も求められています。

▼「準備できてますか?必履修科目『情報Ⅰ』対策」セミナーレポート」もあわせてお読みください!

https://jukuaid.com/posts/7xn1yZ0N

ブロードバンド予備校について

ブロードバンド予備校では、「共通テスト対策講座」など、受験生が効率的に必要なことを学べるコンテンツが充実しています。

大学受験の専門家としての最新情報と分析に基づいた教材で、生徒の大学受験を応援してはいかがでしょうか。

(出典:ブロードバンド予備校セミナー資料)

【講師紹介】

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大学受験用コンテンツ「ブロードバンド予備校」

株式会社ライブロード 米本 隆彦 氏

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2016年 ブロードバンド予備校 営業部にて全国学習塾のコンサルティング営業に携わる。

各学習塾における課題点や高校部設立に多く携わり、学習塾に向けた支援を実施している。

現在は大学受験情報局 リーダーとして以下に従事

■全国の学習塾・予備校・高校にて教員・講師向けに入試動向セミナーを開催

■全国の学習塾・予備校にて生徒・保護者進学ガイダンスを担当

まとめ

ここまで、5月に開催したオンラインセミナー「~塾エイド × ブロードバンド予備校共催セミナー~いよいよ2025年新課程大学入試!求められる力を徹底解説」の内容についてお伝えしました。

塾エイドでは、「ブロードバンド予備校」さまにご登壇いただき、2025年度大学入試をテーマにセミナーを開催します。

参加費は無料ですので、是非この機会にお申し込みください。

【参加無料/WEBセミナー概要】

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~ 塾エイド × ブロードバンド予備校 共催セミナー ~

大学入試から見る、学習塾で求められる指導とは?

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日時 :2024年9月5日(木) 13:00~14:00 

会場 :オンライン開催(ZOOM)

参加費:無料

お申込みフォームはこちら

★参加後、アンケート回答で特典あり★

セミナー資料をプレゼント!!

【WEBセミナー詳細】

◆こんな内容をお伝えします!

今の高3生からいよいよスタートする、新課程大学入試。

どのように変化し、教室に何を求められるのか、徹底解説いたします。

具体的には、以下のような内容をお話します!

□ 2025年度大学入試で見えること

□ 2025年新課程共通テスト最新情報

□ 問題傾向と求められる対応について

ぜひ、この機会に、大学入試の新課程について確認していただき、

今後の教室運営に活かしていただければと思います。

合わせて、塾エイドでは学習塾経営の様々な困りごとをサポートするサービスを提供しています。ぜひ塾エイドのサービスもご活用ください!

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2024/8/13更新