2024年9月開催「プロによる『辛口』添削! この夏の集客クリエイティブを徹底的に振り返り!」セミナーレポート

皆さんこんにちは!塾エイド事務局です。
2024年9月に塾エイドで実施しましたオンラインセミナー「プロによる『辛口』添削!
この夏の集客クリエイティブを徹底的に振り返り!」の内容をご紹介します。
講師は、株式会社エリアマーケットの山平和奈氏、NEXT INNOVATIONの茶木優華氏、弊会鈴木巧音です。
セミナーのメインは、プロフェッショナルによる実例の『辛口』添削です!
学習塾の集客効果を高める方法について、ヒントにしていただける内容です。ぜひお読みください!!
目次
学習塾の『集客』全体像と事例から見る集客強化について
◆ 学習塾の集客フロー
はじめに、一般的な学習塾の集客の流れを図式化すると下図のようになります。
集客目的で行っている施策が実際に効果を上げているかどうかは、なんとなく感じている成功・失敗ではなく、項目に分けて数値化し、具体的、客観的に改善していくことが大切です。

(出典:塾エイドセミナー資料)
◆ 集客事例紹介
次に、昨年度夏期の各指標ごとに今期施策の見直しを行った、塾エイドの会員塾3教室の集客事例をご覧ください。

A塾、B塾ともに問い合わせ数が昨年度夏期に比べて、大幅に上がっています。
両塾ともに問い合わせがあってから、実際の体験授業・契約にどの程度結びついたかを示す「面契率」「面体率・体契率」は、昨年度から高い水準を保っており、問い合わせ数の増加が「問契率」アップに直結しています。特にA塾の場合は、「問面率」が31.8%から57.1%と大幅に上昇しています。
両塾ともに、広告が功を奏したことがうかがえます。
次に、C塾の場合はどうでしょう。

2023年夏期の「面契率」が37.5%と、A塾・B塾に比べて低く、「面談」がボトルネックとなっていたことが分かります。
学習塾側の面談の取り組みを改善した結果、問い合わせ数自体は昨年と変わらないにも関わらず、「問契率」が50.9%と、昨年比で倍以上の割合となりました。
このように、各指標ごとに数値化して、うまくいっていない箇所を改善していくことの重要性がお分かりいただけると思います。
結果として、3教室ともに昨年に比べ「問契率」を上げることができ、集客効果は上がったと言えるでしょう。
◆ 3教室共通の施策
この3教室には、共通して取り組んでいる施策が4点あります。
1.各指標(問面率/面契率/問契率)を月1回モニタリング
・数値化することにより、入会までのボトルネックを可視化
・特に「面契率」は、担当者のクロージング力によるところが大きいため、意識づけと定期的なスクリプトの見直し、持ち帰り用の資料の強化を行う
2.前年よりも具体的なターゲットに向けた“ポスティング”の実施
・小学生・中学生・高校生向け…など複数種類のチラシに変更
・ポスティング時期も「脱・前年どおり」
・定期試験の時期などを加味して試行錯誤する
3.「LINE公式アカウント」を活用し、継続的なアプローチを実施
・問い合わせ時、面談時にLINE公式アカウント登録を促す
・LINEの強味である「手軽なコミュニケーション」を活かし、しっかりフォローする
・定期的な情報発信を行い、「継続率」アップにもつなげる
4.問い合わせは即日対応を徹底
・「問面率」を改善、コントロールすることは困難
・問い合わせに即時かつ丁寧に対応する
・問い合わせ時にすでに自塾の魅力が伝わるようにする
・広告媒体(チラシ・GBPなど)を魅力的かつ伝わりやすいものに見直す
※「LINE公式アカウント」につきましては、下記のセミナー記事をご参照ください。
※集客については塾エイドの過去のセミナー動画もご覧ください。
▷「学習塾の集客手法を総復習!! 夏期にむけて“今効く”方法とは??」動画申込フォーム
集客の効果を上げていくためには、試行錯誤しながら継続的に取り組んでいくことが大切です。

「学習塾の集客導線図」にあるように、集客のためにはまず自塾を「認知」してもらうための「広告」が重要ですが、予算の限度もあり、無限に広告を出し続けることは不可能です。
そこで、自塾の魅力を届けるための「媒体(クリエイティブ)」を磨いていくことが大変重要となります。
【講師紹介①】
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塾エイド 鈴木 巧音
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学習塾の経営者をサポートする『塾エイド』において、セミナー等による情報発信、プロモーション支援を担当。
本当に『刺さる』チラシとは?学習塾の実例を辛口添削!
◆『刺さる』チラシのポイント:「尖れ!」
株式会社エリアマーケットは、ポスティングを主軸とした集客支援の会社です。「チラシ」の添削をはじめ、反響計測まで含めたポスティングのコンサルタントを行っていらっしゃいます。
チラシのプロともいえるエリアマーケットが考える「刺さる塾チラシ」とは…???
□ ターゲットを絞り込め!
・全員向けでなく、特定の層に絞る
・「小学生のお子さんを持つ働きながら子育てをしているお母さんへ」など、具体的なターゲットを定める=ペルソナの設定
・自塾の強味や特徴を明確にする
・顧客の悩みを解決する→子どもの勉強習慣や成績に関する悩みに寄り添う
□ 簡潔で分かりやすいメッセージで!
・1つのメッセージに絞る→伝えたいことが多すぎると伝わらない
・具体的な数字や実績→「偏差値を10アップ」など
・行動を促すオファー→「無料体験」や「今なら特典付き」など
□ 差別化を図れ!
・競合がやっていないことをする→ユニークな提案や価値を提供する
・デザインも差別化→他のチラシと区別して記憶に残るようにする
□ お母さんの共感を呼べ!
・親の悩みを理解する→「偏差値を10あげたい」「定期テストで30点アップさせたい」
「勉強する習慣をつけさせたい」「子どもに向き合う時間がない」など
・ストーリー性をもたせる→お母さんの心に響くメッセージを!
・ターゲットの生活に密着した内容→チラシだけでなく、YoutubeやInstagramを活用して親子の関わり方など役立つ情報やコンテンツを提供する
□ 継続的にアプローチしろ!
・複数回接触→記憶に残りやすくなる
・Webとの連携→チラシとWebサイトを組み合わせて、より多くの情報を発信
・チラシで全てを伝えようとしない!!
・実績や口コミの活用→卒業生からの口コミは強力な集客ツールとなる!

(出典:エリアマーケットセミナー資料)
◆ 実際のチラシを辛口添削
セミナー前に添削を希望された3校に、実際に使われたチラシをご提供いただき、オモテ面→裏面、と添削していただきました。
< CASE 1>
まずは1校目のチラシのオモテ面から見ていきましょう。
赤で〇やチェックが付けられているところが、ご指摘のあった箇所です。
添削の結果を表にまとめました。

| Good!! | 改善するなら? |
| 「夏期講習」の締切日が「7/20まで」とはっきり表示されている | ・具体的な日程で「すぐやらなきゃ!」を後押し |
| キャンペーン内容がセンターにインパクトある数字で提示されている | ・でもちょっと惜しい!! |
| 残念!! | こうしてみましょう!! |
| 「個性」とは何かが分かりづらい | ・どんな生徒が多い? |
| ターゲットが広すぎる | ・どんな生徒に来てほしい? |
| コースの違いが視覚的に分からない | ・それぞれどんな子に受けてほしい? |
| 行動喚起が弱い | ・50%割引のインパクトを強める |
| 自塾の長所と強味はどこ? | ・ペルソナを考える |
次に、同じ塾のチラシ「裏面」を見てみましょう。

こちらは、全体的にチェック、「改善が必要」ということでした。
| 残念!! | こうしてみましょう!! |
| 文字が多すぎて読む気がしない!! | ・掲載する情報を絞る |
| チラシの表裏の向きが違う | ・表と裏の向きは合わせる |
| 一番伝えたいことは? | ・何回通ってもOKは魅力的! |
| 一番人気の本科コースはなぜ人気なのか? | ・通塾日が選べる |
| 教室の雰囲気がわからない | ・教室の写真で人の気配を伝える |
| 小1~高3生の内容は違うはず | ・親の悩みも全く違う |
<CASE 2>
続いて2校目のチラシをご覧ください。
オモテ面でまず目を引くのは、最上部の具体的なターゲットの提示ですね!(はなまるが付きました!)
指摘された改善ポイントは、下表のとおりです。

| 残念!! | こうしてみましょう!! |
| 全体的に文字が多すぎる | ・箇条書きにする |
| チラシでコースの内容を全て伝えようとしすぎている | ・どのような特典や学びがあるのかを一言で |
| 一番の優位性が伝わらない | ・「楽勉」をもっと強調する |
| オファーが小さい | ・「無料体験授業実施中」を大きく!! |
| CTA(Call to Action/行動喚起)がない | ・オファーのすぐ横に「どんな行動をとってほ |
裏面でもまず「脳科学に基づいて効率よく」「地頭を鍛え学力向上を図る『楽勉』」の部分に「はなまる」が付けられました。そして指摘されたのは、「情報の詰め込みすぎ」です。

| 残念!! | こうしてみましょう!! |
| 小さい文字が多すぎる!! | ・チラシで興味を惹かせる内容と |
| 「楽勉」の強調が少ない | ・「脳科学の豆知識」は有益な情報 |
| 合格実績が細かすぎる | ・主要校に絞って! |
| オファーが小さい | ・「きょうだい割引30%」を大きく!! |
| 料金の情報が多すぎる | ・キャンペーン料金だけにする |
| 塾長の経歴が長い | ・魅力となる部分をかいつまんで簡素化する |
【講師紹介②】
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「圧倒的な反響」にこだわったポスティング会社
エリアマーケット株式会社 山平 和奈 氏
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2019年、エリアマーケット株式会社に入社。ポスティング事務局の創設と社内受発注システムの構築に携わり、受発注業務の効率化を実現。
現在は、経営企画室室長として、経営戦略の立案や社内SNSの運用を担当。経験から培ったコミュニケーション力とマルチタスク能力を活かして、社内外との円滑なコミュニケーションを得意とする。小学生の子供を持つワーキングママとして働きながら、仕事と子育ての両立を体現している。

Web上の『名刺』更新できてますか?GBPで差別化するポイント!
◆GBPとは
ネクストイノベーション株式会社の茶木氏によれば、検索エンジンの国内シェア率は、Googleが約80%と圧倒的です。
GBPは、Googleビジネスプロフィールの略称で、検索時に店舗やビジネスを地図とともに表示するGoogleのサービスです。

(2023年12月開催塾エイドセミナー資料)
上記の図の赤枠の部分がGBPです。
キーワードで検索した際に最初に表示されるのは、検索上位3件です。4位以下は「さらに表示」をクリックする必要があります。
また、茶木氏によると、この最初の3件のクリック率は「60~70%」となっているそうです。
いずれにせよ、MEO対策(Map検索最適化)が集客にとって非常に重要であることが分かります。
GBPについては、塾エイドの下記記事でも詳しく扱っておりますので、ぜひご一読ください!
▷「2023年12月開催「塾集客のトレンド!Googleビジネスプロフィールで差別化を図る方法」
▷「2023年12月開催「塾集客のトレンド!Googleビジネスプロフィールで差別化を図る方法」
◆Googleマップに上位表示されるためのポイント
学習塾や習い事の教室を探す時には、ご存じのように「地名 塾」「英語教室 英検」など、キーワードで検索します。
検索時のGBPの順位は、検索者の下記の情報などを、GoogleのAIが反映して表示します。
・位置情報
・検索時間
・検索履歴
そのため、検索順位は人によって、またその他の環境要因によって異なります。
では、GBPの検索順位を上げるためにはどうすればよいのでしょうか。
ズバリ、GoogleのAIが好むGBPであることです。そのためには、下記3点が重要です!
□ 検索者がGBPを長く見ている
・コンテンツを充実させて、必要な情報を届ける
・基本情報(名称、住所、連絡先)だけでは不十分
→イベント情報やキャンペーン情報など
□ 検索者がGBP上でたくさんクリック
・コースはリンクを貼って、わかりやすい説明文と料金を
→さらにHPに誘導して問い合わせや体験に繋げる
・写真、動画を活用しよう!
→外観(お迎え時に使える駐車場情報なども有効)、教室風景、先生の情報などでお母さんの不安払拭!
・インドアビュー(教室内360°写真)でクリック数をかせげ!
□ 定期的更新されている
・イベントやキャンペーン情報で「知りたい気持ち」を引き寄せよう!
・HPへの誘導を忘れずに!!
実際のGBPを辛口添削!
チラシ同様、事前に添削を希望された某英語教室のGBPをセミナー内で添削していただきました。

| 残念!! | こうしてみましょう!! |
| GBP上の情報が少なく、写真をクリックして見るところまでいかない | ・視覚的なコンテンツを増やしましょう |
| 教室の様子が分かる写真・動画がない! | ・イベント時の写真や動画など、 |
| インドアビューはあるが、Google推奨の画質、画素数でないようなので、検索結果に影響しない | ・Google推奨のものに変更しましょう |
| コース・料金紹介がない | ・コース紹介と料金を分かりやすく提示 |
| オファーが弱い | ・「キャンペーン」コンテンツを! |
<コース・料金紹介例>


(写真:いずれもECCジュニア名東照が丘教室GBPより)
GBPは通常あまり大きく表示されないので、いかに視覚的に分かりやすいものにするか、確実にHPに繋げて、気軽に問い合わせや体験授業を申し込めるようにするか、ということが大きなポイントと言えるでしょう。
さらに、GBPをいつもフレッシュに見せるよう、定期的に「更新」することが重要です。
【講師紹介③】
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NEXT INNOVATION株式会社
Supervisor 茶木 優華 氏
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これまでに6,000店舗にわたるMEO(ローカルSEO)対策やインドアビュー導入の経験を持ち、Googleマップでの検索順位向上や視認性の強化を通じて、多くの店舗の集客力アップをサポート。
各店舗の特性やニーズに応じた戦略的なMEO施策や、競合との差別化を図るための最適なアプローチを提供し、常に最新のアルゴリズムやトレンドに精通して、確実な成果を出すために努めている。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで、塾エイドで9月に開催したオンラインセミナー「プロによる『辛口』添削!この夏の集客クリエイティブを徹底的に振り返り!」の内容をお届けしました。
「学習塾のチラシは字が多すぎる」というご指摘、耳が痛い方もいらしたのではないでしょうか。
また、GBPは無料で利用できる便利なサービスである一方で、コンテンツを充実させたり、まめに更新したりすることを、日々の業務と両立させるのは至難の業です。
塾エイドでは、学習塾経営の様々な困りごとをサポートするサービスを提供しています。ぜひ塾エイドのサービスもご活用ください!
<お問い合わせはこちらから>
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2024/11/12更新


