第2回 プログラミング学習の小中高共通ポイントとは?

前回の記事では、プログラミング学習が必要とされるようになった社会の背景について紹介しました。
第一回記事はこちら
今回は、小中高全ての学年に共通するポイントに焦点を当てて解説していきます!
目次
目次
- 小中校共通のポイントは?
- 情報処理能力の詳細を解説!➀情報活用の実践力:ICTの基本的な操作、情報の収集、整理、発信➁情報の科学的な理解:プログラミング③情報社会に参画する態度:情報モラル
- まとめ
1.小中高共通のポイントは?
学習指導要領の改訂により、学校の授業にもプログラミング学習が本格的に導入されるようになります。
さて、新学習指導要領では、プログラミング学習によって習得すべき力を「情報活用能力」と呼称しています。
情報活用能力は、学習の基盤となる言語能力(読む書く話す聞く)と同じように、学習の基盤となる資質や能力として位置づけられています。つまり、情報活用能力は言語能力と同様に、学習するうえで必ず身に着けておく必要のある能力であると言えます。
また、学校にICT(Information and Communication Technology /情報通信技術)環境を整備することと、ICTを活用した学習活動を充実させることが明記されました。学校によっては既にすべての生徒にPCやタブレット端末を配布しているところもありますが、今後はこちらがスタンダードとなっていくことは間違いないと思われます。

2.情報活用能力の詳細を解説!
では、情報活用能力についてもう少し掘り下げてみましょう。プログラミング学習と情報活用能力はどのように関係しているのでしょうか。
情報活用能力の定義は、「情報及び情報手段を主体的に選択し活用していくための個人の基礎的な力」とされています。その中身は3つに分類されていますので、具体例とともに見てみましょう。
➀情報活用の実践力:ICTの基本的な操作、情報の収集、整理、発信
基本的な操作の能力です。文字を入力したり、インターネットを適切に活用したりする能力のことです。
➁情報の科学的な理解:プログラミング
ここでプログラミングの名前が上がっています。コンピュータの仕組みを正しく理解することが求められています。また、プログラミング的思考もこれにあたります。
③情報社会に参画する態度:情報モラル
情報発信による他者・社会への影響や危険の回避に関する部分です。インターネットによるトラブルを避けるために、健全な使い方を習得する必要があります。

したがって、プログラミング学習により「プログラミング的思考」を学ぶだけでは足りないということがわかります。
「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」を満遍なく学ぶことが情報活用能力の育成であり、プログラミング学習はその手段の1つである、ということを理解しておきましょう。
参考:https://www.mext.go.jp/content/20200210-mxt_jogai01-100013292_01.pdf
3.まとめ
今回は、小中高共通のポイントについて紹介しました。プログラミング教育を行う目的を意識しておくことが、学習塾としての今後の行動にも影響を与えることになると思います。
次回は、小中高別のポイントについての解説です。
次回の記事はこちら
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
2021/8/24更新

