デジタル化する学校教育「GIGAスクール構想」塾が行うべき対応は?【第2回】

みなさんこんにちは!塾エイド事務局です。
「GIGAスクール構想」をテーマに学校教育のデジタル化について、2回にわたってお伝えしていく本記事。
前回の記事では、「GIGAスクール構想によって学校がどのように変わっていくのか」についてご紹介いたしました。
前回の記事:塾経営者なら知っておきたい!デジタル化する学校教育「GIGAスクール構想」とは?【第1回 】
今回の記事では、ICTの活用に慣れ親しんだ子どもたちや保護者が、塾にどのような期待を持つのかについてわかりやすく解説したいと思います!!
(2023年5月10日更新)
目次
1.授業におけるICTの活用
塾へのデジタル化の期待としては、ドリルなどの教材のICT化よりも、授業自体をオンラインで展開していくことのニーズが強いようです。
塾は、個別あるいは小集団で授業を行うのが一般的ですので、ICTを活用した個別最適な学習も講師のサポート方法を工夫することによって実現できるでしょう。
どのような環境でも学習できる・授業を受けることができるというポイントが、学校以外でも学習を積みたい生徒や保護者に強く訴求します。
また、学校は自治体によって定められたツールを一律利用しますが、塾は(特定のルールを敷かれた店舗を除いて)生徒と一緒に「教材に何を使うか」「どのようにオンライン授業を進めていくか」を話し合って決めていくことができます。
- 家のネットワーク回線はどれくらい強いものなのか
- ホワイトボードを活用したいのか
- 手元を写すカメラなどの備品は整っているか 等
オンライン授業にまつわる項目をヒアリングして授業準備を行っていくことで、塾と生徒のよりやりやすいオンライン授業を作り上げていくことができます。
実際に、2020年4月に公益社団法人全国学習塾協会が実施した調査で、全国の学習塾事業者の半数以上がオンライン授業をすでに導入しており、導入予定と合わせると75%以上がオンライン授業に積極的、という結果も出ており、学習塾でICTを活用した授業を受けられることは、保護者や生徒にとってもはや当たり前になりつつあるようです。
参考:http://jja-orjp.check-xserver.jp/wp-content/uploads/2020/04/27798815190dc357513af8f84d2ad89b-1.pdf
さらに、塾運営においては欠かせない自習室も、オンラインで代替することが少しずつ可能になってきています。オンラインの会議ツールを使用して、ビデオ通話やチャットを通じてチューターに質問ができたり、画面共有などで解法の解説を行うことも可能になってきています。
2.保護者や生徒とのオンラインコミュニケーション
保護者や生徒は、学校における教員や、塾における講師といった教える側との日常的なコミュニケーションにおいても、LINEなどのコミュニケーションツールを希望する場合が多いです。
日々の授業内容や学習進度をチャットでフィードバックすることで、より見られやすく、記録にも残りやすくなりますし、より当日の欠席や授業の振替の連絡などといった即時性の高いやりとりが必要なものに関しては、上記のようなチャットツールが最も向いています。
ICTの浸透が進んでいる自治体では、学校と保護者間で指定されたアプリケーションを使いながら、上記のようなやり取りがすでに行われており、塾の保護者対応等も、より公的サービス以上にオンライン化していく必要があると言えます。
3.学習進度の把握とフィードバック
学習内容をICTを使って記録していくことや、教材自体をICT化することの一番のメリットは、「生徒がどんな問題が苦手な傾向があるか」「どのような問題が特に得意であるのか」などがフィードバックとして得られやすいことにあります。
従来の紙ベースの学習では、確認できるのは問題の正誤や誤答内容のみでした。また、それを網羅的に記録していくことも、塾運営の費用対効果上難しかったでしょう。
ICT機器を用いた学習によって、記録が自動的に行われるとともに、過去のデータと比較しながら学習進度に変化はあるかなどをAIが教えてくれるような学習ツールも存在しています。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか?
上記3点をどのように対応していくかを塾内で確認しながら、GIGAスクールや子どもたちの学びを塾から後押ししていきましょう!
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