大学入試 人気選抜方式「総合型・学校推薦型選抜」とは?~学習塾が対策すべきポイント~

皆さんこんにちは!塾エイド事務局です。
今回は「総合型・学校推薦型選抜」について解説します!
文部科学省の調査によると、2022年入試においてなんと大学入学者の50%超が総合型・学校推薦型での入学だったそうです。
近年、大学入学の選択肢としてますます存在感を発揮している「総合型・学校推薦型選抜」ですが、なぜ高校生に選ばれているのでしょうか?
そして学習塾でできる対策には、どのようなものがあるのでしょうか?
今回はそのような疑問を解消できるよう解説をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
また、「総合型・学校推薦型選抜」をテーマとしたウェビナーを開催します!
推薦対策のプロフェッショナルをお招きして、「総合型・学校推薦型選抜」について一からお話しいただきますので、より広く深く知りたい方はこちらもご参加ください。
ご参加は無料ですので、ぜひお申し込みください。
目次
総合型選抜とは
▪️アドミッション・ポリシーに合致した生徒を選抜する入試方式
各大学では、「アドミッション・ポリシー」を策定しています。
これは入学者に求める人物像をまとめたものですが、総合型選抜はこの「アドミッション・ポリシー」に合致した学生を選抜する、という目的の入試方式です。
下記はアドミッション・ポリシーの一例ですが、総合型選抜は元々AO(アドミッションズ・オフィス)入試と呼ばれており、初めて実施したのが下記に例としてあげている慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)です。
≪慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)総合政策学部≫
入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)
総合政策学部は「実践知」を理念とし、「問題発見・解決」を重視する学生を求めます。問題を発見・分析し、解決の処方箋を作り実行するプロセスを主体的に体験し、社会で現実問題の解決に活躍することを期待します。(後略)
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)HPより抜粋
https://www.sfc.keio.ac.jp/academics/pmei/policy.html
▪️多様な選抜方法
総合型選抜は前述の通り、「アドミッション・ポリシーに合致しているかどうか」を重視するため、学力試験のみの選抜方法とは異なります。
書類審査(高校が発行する調査書や、志望理由書、活動報告書など)と面接が基本的な構成要素となりますが、大学ごとに選抜方法は異なり、小論文やプレゼンテーション、グループディスカッションを審査の基準として取り入れている所もあります。生徒はこれらを通し、自分がその大学で学びたいこと、またその意欲をアピールする必要があります。
まずは気になった大学のアドミッション・ポリシーと、総合型選抜試験の審査方法を確認してみるのが良いでしょう。
学校推薦型選抜とは
▪️自分が通う高校の学校長の推薦書が必要な入試方式
総合型選抜がアドミッション・ポリシーを通じた大学と生徒のマッチング方式であるとすれば、学校推薦型選抜はより基礎学力を重視した推薦方式であると言えます。
まず、自身の通う高校から推薦をもらう必要があり、そのためには普段の学業で良い成績を修めることが重要となってきます。
また、出願条件に「評定平均値」を設定している場合が多く、通算での成績(5段階評価)を科目数で割った数値が一定以上でないと、出願すらできないこともあります。
▪️「指定校推薦」と「公募推薦」
「指定校推薦」は、大学が指定する高校に対し推薦枠を設定し、推薦基準となる学業成績等を満たしている生徒が応募できる、というものです。高校の中で推薦枠(数)が決まっているため、定員以上の応募があった場合は推薦基準に沿った形で校内選抜となります。学校推薦を取れれば、合格可能性はかなり高いと言われています。
一方「公募推薦」は、大学が設定した推薦条件を満たしていれば、どの高校からでも応募できる方式となります。その分、指定校推薦と比べて合格可能性は低くなります。
なぜ高校生に「総合型・学校推薦型選抜」が選ばれているのか?
近年、「総合型・学校推薦型選抜」方式での大学入学者の割合は増加傾向にあります。それだけ高校生に選ばれているということになりますが、なぜ選ばれているのでしょうか?
①合格時期が早く、合格のチャンスが広がる
総合型・学校推薦型選抜は基本的に専願(併願不可)となりますが、一般選抜との併願は可能です。総合型・学校推薦型選抜の方が出願と合格発表時期が早いため、一般選抜と並行し、かつ早めに進めることができます。高校3年生は特に進路の不安があるでしょうから、早めに進学を決められることの安心感は大きいものと伺えます。
②偏差値によらない大学選びができる
総合型選抜については、自分の偏差値で選択肢を狭める必要がありません。一般選抜で届かないような大学だとしても、その大学でやりたいこと、実現したいことがあればチャレンジすることができます。選択肢を広く持つことができることも、総合型選抜が選ばれる理由の一つです。
③ミスマッチを減らすことができる
総合型選抜では自分の学びたいことを整理し、志望理由を明確にした上で試験に臨むため、入学前後のギャップを埋めることができます。学力試験のみの場合だと、何となく偏差値で大学を選んだ結果、やりたいことが見つからないまま4年間過ごしてしまった…といったケースも考えられます。総合型選抜は、進学前にこれまでの価値観やこれからのキャリア等について考え直すきっかけにもなるのです。
学習塾でできる「総合型・学校推薦型選抜」の対策
これまで「総合型・学校推薦型選抜」の概要や選ばれる理由をご紹介しましたが、学習塾が生徒に対してできる推薦対策はあるのでしょうか?
▪総合型選抜対策には生徒の「棚卸し」が効果的
総合型選抜は大学によって試験方式が異なり、面接対策や小論文対策、志望理由書の書き方指導はもちろん重要ですが、最も大切なのは「なぜその大学に行きたいか?」を明確にすることです。
高校生の時点で将来のキャリアをはっきりと描き、そこから逆算して大学で学びたいことを言語化できている人は少ないはずです。大学生のアルバイトがチューター業務に携わっている学習塾は、「身近な大学生」として壁打ち役となり、これまでの経験や価値観を棚卸しし、大学でやりたいことを明確化してあげることが効果的かもしれません。
▪️学校推薦型選抜対策には早くから「定期テスト対策」を
学校推薦型選抜は多くの場合、「評定平均値」が必要になると紹介しました。つまり通っている高校の定期テスト対策が重要となります。早い段階で学校推薦型選抜を狙ってテスト対策を行っていけば、出願時に選択肢を増やすことができます。
また、テスト時期だけでなく、日頃の学習管理や推薦基準に関わる情報収集も欠かせません。
「そうはいってもどうやって生徒をフォローすれば良いのかわからない…」「結局志望理由書の書き方が生徒任せになってしまう…」といった方も多いかもしれません。
そこで塾エイドでは、推薦対策のプロフェッショナルをお招きし、「総合型・学校推薦型選抜」の基礎から学習塾でできる対策、最新の動向まで、盛りだくさんな内容のウェビナーを開催いたします!
参加費は無料ですので、是非この機会にお申し込みください。
【参加無料/WEBセミナー概要】
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〜学習塾は何をすべき?~ 総合型・学校推薦型選抜対策のいろは
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日時 :①2024年5月10日(金) 13:00-13:50
②2024年5月24日(金) 13:00-13:50
会場 :オンライン開催(ZOOM)
参加費:無料
講師 :総合型選抜専門塾AOI 代表 小澤忠 氏
①では概要や最新の動向、学習塾で行うべき対策を、②では具体的な事例をメインにご紹介いたします!
②では、参加者の皆さまからいただいたお悩みやご相談(こんな生徒がいるけど…、この大学の対策は…など)にもお答えしたいと思っています!
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は「総合型・学校推薦型選抜」についてご紹介しました。
本記事が少しでもお役に立てば幸いです!
引き続き塾エイドでは、学習塾を経営されている方や講師・生徒の皆さまへのお役立ち記事を発信してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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2024/4/30更新


